大成株式会社

業種 ビルメンテナンス業・ファシリティマネジメント
規模 5,000人〜10,000人
利用用途 ビル管理のメーター点検(電気メーター、ガスメーター、水道メーター)

現場へ行かずに検針業務を行うことで、より価値の高い仕事を行えるようにしていくキッカケ作りの実現!

ビルメンテナンスの総合サービス企業として、積極的な最新テクノロジーの導入や国内外への事業展開など、新たなチャレンジに挑み続ける大成株式会社さま。さまざまなビル・建物の管理を広く担われており、 その維持管理の高い技術力と品質には定評があります。

この度、A Smartをご導入いただいた経緯や、ご利用いただいている現場のお声を含めて、巡回管理業務における機器検討をご担当されている統括管理部参事役の山上東さまにお話しを伺いました。

大成株式会社 東日本FMセクター第5部 参事役 山上 東 様

導入の決め手

導入目的

検針業務において、テナントの専有部メーターだと、時間の制約・拘束が入り、他業務を圧迫されることが多い為、遠隔化したい

導入した結果

山上さんのお仕事を教えていただけますでしょうか?

 弊社は、オフィスビルメインでのビル総合管理を行っている会社です。その中でも所属する第5部は巡回監視※メインの小規模ビルの統括管理業務を行っております。 そこで、私は作業の効率化をしていくことやその仕組みを作ることを行なっております。

※ 巡回監視:1つのビルに常駐して管理ではなく、複数のビルを巡回しながら管理・監視すること。

A Smartはどういった経緯で検討されたのでしょうか?

 弊社では検針業務をオーナー様から受けてるのですが、テナント様の専有スペースにメーターがあるとテナント様のご都合で伺う時間や日程を拘束されることがあります。
 また、細かい話しですが専有部のメーターが奥まった場所にあったりするので、場所的に確認することが大変なこともありました。
 私の部署は巡回監視がメインということもあり、一人数十件の物件を抱えてたり、そこに追加して緊急対応が入る中で、検針業務に伺う為の調整は大変な部分がありました。
 そういった中で、検針業務を遠隔化出来る仕組みがないかと検討していました。

なるほど、そうなんですね。その中でA Smart導入を決めた決め手はどのような点だったのでしょうか?

 遠隔検針を検討し始めて、他社のサービスも試してみましたが、コスト的にA Smartより数倍以上のコストがしたり、数千台からの導入しか受け付けてなかったり、導入ハードルがかなり高かったです。
その点、A Smartは1台から導入可能で、かつコスト的にもかなり安価に導入可能でした。
 これが一番大きいですね。
 また、長期間のバッテリー稼働やメーターへ後付けで簡単に使えること、画像を取得できるのでデータの信憑性が高いということで非常に評価が高かったので、導入を決めました。

ありがとうございます!A Smartを実際に導入した後に現場の反応は如何でしたのでしょうか?

 実際にビル担当からは、検針業務が現場に行くことなく完結することで、時間の拘束を取られることがなくなったので、とても良いという声が上がっております。
 弊社では、現在水道メーターへ主につけているのですが、他メーターと違って確認しづらい場所に設置されているので、余計そう思うのかもしれませんね。
 また、何かあった際に後から取得したメーター画像の確認出来ることも良いという話を聞いております。

ありがとうございます!その他にもA Smartを導入することでの効果は何か感じておりますか?

 これから人不足が言われている中で、人手を緊急対応や修繕など価値のある仕事へ繋げていきたいと考えており、その中でこのように検針を遠隔化することは一つのキッカケになると考えております。

そうですね、弊社もビジョンとして“働く人の創造性を引き出す”ということを掲げているので、貢献できると嬉しいです。その中で今後、A Smartを使って試してみたいことや実現したいことはありますか?

 今後は、自社で開発しているマルチプラットフォームであるT-Spirer※への連携を行うことで台帳への転載まで自動化していくことで、担当の業務をより楽にしていきたいですね。
 また、画像という観点でビル管理業務の中で、今まで目視で確認していたものを遠隔チェックしていくことにも取り組んでいきたいですね。

※ T-Spider:大成様で開発されたあらゆる情報を連携させる事ができるマルチプラットフォーム。
https://t-spider.jp/

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