
東京北澤不動産株式会社
A Smart利用により、検針業務全体の自動化に成功
「不動産オーナーの代理人」として複雑な不動産管理を一括して担う、東京北澤不動産株式会社様に「A Smart」をご導入いただいた経緯について、代表取締役社長・北澤寛之様にお話を伺いました。

-お話を伺った方-
東京北澤不動産株式会社
代表取締役 北澤寛之 様
※本記事に掲載している企業情報、所属及びインタビュー内容は、2025年5月公開当時のものです。
導入の決め手
- ・メーターを取り替えずに後付けで取り付けられる
- ・通信機付きのメーター交換に比べて安価であった
導入目的
- ・検針業務の自動化
導入した結果
- ・これまで人手がかかっていた検針業務を自動化出来た
- ・見間違えなどによるヒューマンエラーがなくなった
はじめに、貴社の業務について教えていただけますでしょうか。
弊社は、「オーナー様の代理人」を目指して、不動産のアセットを最大化する為の売買、賃借人の管理/募集、建物の一元管理まで行なっております。
管理においては、各パートナー様へ分離発注(1)や一括発注(2)をしながらご協力頂いております。
(1)分離発注:ビル管理業務を複数の専門業者に個別に発注する方式
(2)一括発注:ビル管理のすべての業務を一社の総合ビル管理会社に一括して発注する方式
メーターの検針においては、その発注しているパートナー様自身も人手が足りないなどの課題感があり、 分けた方が良いと思って、今回検討を始めました。
A Smartはどういった経緯で知ったのでしょうか。
実はここ最近知ったのではなく、数年前から知っておりました。
お客様からメーターの交換タイミングで、自動検針が行えないかの相談を受けた際に、 ご提案ができるものはないかとのことで色々と調べておりました。
ただ当時は、メーター毎変えるソリューションしかなく、なかなかお客様のご要望に応えられるものが 少ないと感じておりました。
その際にアシオットさんがメーターを取り替えずにレトロフィットで、後付けで取り付けるものを提供されているのを発見しており、こんなものがあるんだと驚いた記憶があります。

#設置イメージ
ありがとうございます!その後、トライアルを行われる際に、実際に見られたポイントはどのような点だったのでしょうか?
複数物件で試させて頂いたのですが、特に注力したポイントは電波ですね。 ただ、実際に色々な場所で試してみたのですが問題なくデータが取得出来ているのを確認して安心しました。
逆に苦労したポイントなどはございましたか?
後付けであるが故に、メーターの形状が様々あると設置方法がそれぞれ異なるので、 その設置作業に多少手間取りましたね。
合わせて、カウンター型とデジタル型で数字の読み取り状況も多少異なったりするので、その辺りの調整も慣れるまで少し手間取りました。
こちら、アタッチメントの治具や設置方法については、より一層拡充できればとお思います、実際に導入をした効果はどうでしたか?
検針業務自体は、必要な業務ですが人手がどうしてもかかってしまう。 そこを自動化出来たということが一番ポジティブな効果でした。
人手が足りないという話しはどこも伺いますね?
そうですね。特に熟練の技術者が少なくなっているので、その方々に より重要な仕事をして頂くかは試行錯誤しております。
これから、A Smartに対して期待することなどはございますか?
検針だけでなく、点検作業などに活かせると面白いですね。
例えば、ドレンパン点検において目視チェックをしないといけないところに今のA Smartの技術を活かして展開できるようになれば、今後の人手不足により効果的に使えるのではないかと思います。