戸田ビルパートナーズ株式会社
A Smart導入により、ランニングコスト50%減を実現し、サスティナビリティ経営にも好影響
戸田建設グループの技術やノウハウを活かし、建物のライフサイクル全般にわたるサービスを提供し、施設の価値向上と快適な環境作りに貢献することを目指されている戸田ビルパートナーズ株式会社さま。
この度、A Smartをご導入いただいた経緯や、ご利用いただいている現場のお声を含めて、島さまにお話を伺いました。
お話を伺った方-戸田ビルパートナーズ株式会社
業務部設備管理課
島 貴彦 様
※ 本記事に掲載している企業情報、所属及びインタビュー内容は、2025年1月公開当時のものです。
導入の決め手
- ・人材、お金、時間の観点で、導入効果が有効だと感じた
導入目的
- ・検針業務の業務効率化
導入した結果
- ・業務効率化に伴う、ランニングコストの50%削減
- ・サスティナビリティ経営への好影響
- ・技術伝承への基盤作り
はじめに、お仕事を教えていただけますでしょうか。
島さん:弊社は建物の総合運営管理を行っております。
形態としては、常駐や非常駐問わずお客様のご要望に沿った形で様々なご提案をさせて頂いております。
その中で私は設備管理課に所属しております。
設備管理課は建物の空調や電気、消防設備などが正常に快適に動作することを目的として
管理運営を行っており、私は主にその中でも巡回業務の取りまとめを行っております。
A Smartはどういった経緯で検討されたのでしょうか。
島さん:遠隔検針自体には、以前から興味がありました。
というのも弊社では現地に出向いて検針を行う物件が多く、 日に日に人手不足を感じていたので、
移動せずに検針が行えるのは非常に業務の効率化になると考えていたからです。
さらに、その空いた時間を技術の伝承に活かせるのではないかとも思いました。
技術の伝承とはどういうことでしょうか。
島さん:そうですね。新人の方が入られた際に、機械の使い方に始まり、異常が出てくる際の特色や トラブル対応のスキルなどを現地同行しながら教えて、一人で管理運営ができるようになることです。 こちら、経験とスキルが必要なので未経験の方ですと、1人立ちするまで5年程度必要なケースもあります。
確かにそれは大変ですね・・・
その中で、実際トライアルを行った中で感触はいかがでしたでしょうか?
島さん:実際にデバイスを触った際にはかなり好感触でした。
しっかりデータが取得出来ますし、ユーザー画面についても見やすいので使いやすいなと思いました。
A Smartを導入するまでのエピソードなどはございますか。
島さん:実際に今回の導入にあたっては、社内では新しい取り組みとなるので、最初はなかなか理解されづらい点もありました。ただ、現場で働かれている方へ有用性を説明したり、物件での導入シミュレーションを出して、現状よりコストが低くなるということを伝え様々な方を巻き込み承認をえました。
A Smart導入を決めた決め手はどのようなことだったのでしょうか。
島さん: 人材、お金、時間全ての部分で今より良くなるということです。人材については、人手不足部分ですね。 お金については、現状かかっているコストに対してです。時間については、上記と紐づくのですが実際に業務工率もそうですし、 ひいては技術伝承に割く時間の創出になります。
A Smartを実際に導入した後に現場の反応は如何でしたのでしょうか。
島さん: かなり好評です。現場担当からは早く全ての物件に入れてくれとの話が上がってきております。
嬉しいです!是非導入をお願いします(笑)
際どのような点が好評だったのでしょうか
島さん: やはりこれまで自分自身がスケジュールを組んで、現場へ行っていた検針作業がなくなったという点が大きい手ですね。物件オーナーやテナントに入室許可を取らなければならなかったところや、移動や時間の調整などが必要無くなったという点がありますね。
導入をしたことでの定量効果はありましたか?
島さん:想定した通りこれまでに比べてランニングコストが50%削減しました。 加えて、車での総移動距離が数百km減少、CO2の排出量も数十%削減したという弊社が目指しているサスティナビリティ経営にも良い影響を与えております。
それは凄いですね!
これから、A Smartに対する期待することなどはございますか?
島さん:基本的には効果含め、想定通りでしたので特にないです。ただ、あえて言うなら設置の方法や治具については、様々な設置場所がある中で、一緒に相談してより良いものを作っていければと考えております。