4.3. システム運用の流れ

システム運用の流れ

AIoTカメラ運用を行う場合の基本的な流れを説明します。

新規にシステムを導入されたとき
  1. 現存システムから収集した施設―利用者の情報を、クラウドアプリに登録

  2. 現存の計量&料金体系から、計量種別を作成

  3. 導入した際に契約したAIoTカメラに、所属利用者を設定、計測対象メータとペアリング

  4. AIoTカメラの実際設置を実施

  5. 必要に応じて、各AIoTカメラの検針方式を設定

  6. 運用を開始

検針異常が解消されないとき
検針異常等が発生した際に、原因調査や対策が短期間で行えない場合や、とりあえず検針業務を終了してから対策をする場合に手動でメータ指示数(数値)の入力を行います。

検針データの編集は 検針詳細情報 を参照してください。

検針エラーが原因で前回比異常または使用量異常が発生したとき

検針結果が使用量前回比および使用量が登録済みの上限値より大きい場合や下限値より小さい場合には、前回比異常または使用量異常となります。 検針エラーが原因で前回比異常または使用量異常になったメータの検針値を手動で修正します。

メータを交換するとき

有効期限切れ,またはメータの故障等でメータを交換するときは以下の手順を行います。

  1. AIoTカメラを一旦取り外す

  2. メータを交換する

  3. AIoTカメラをリセットしてから再度設置し、校正処理を行う

メータが別の利用者に移動するとき

ある利用者に所属するメータが,なんらかの理由で別利用者の所属に移動する場合や所属する利用者から外れる場合にはメータ移動を行う必要があり,以下の手順で行います。

  1. AIoTカメラ一覧を開き、該当AIoTカメラの利用者所属を変更する

  2. 利用者台帳調整を行う

利用者が利用するとき

利用者が利用する場合に、利用した時点で当月の電気、水道等の使用量(メータ値)を収集しておく必要があり、以下の手順で行います。

  1. 新規利用者を登録

  2. 該当利用者に有効検針データで今月の台帳を生成

利用者に所属するメータを追加するとき

今までどの利用者にも所属していなかったメータを特定の利用者に追加する場合や、新規登録したメータを追加する場合には以下の手順を行います。

  1. 該当メータのAIoTカメラを所定の利用者に振り分ける

  2. 該当利用者の今月台帳を調整

利用者が退去するとき

利用者が退去する場合に、退去した時点で今月の電気、水道等の使用量(メータ値)を収集しておく必要があり、以下の手順で行います。

  1. 該当利用者の所属AIoTカメラを全て取り外す

  2. 該当利用者を削除する